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ケース紹介03  C さんの事例 

茅ケ崎市在住 ( 会社役員 / 30代 / 女性 )

借入の理由:家族の借金返済 債務総額 460万円


30代の女性の方のケースです。

著者 弁護士石井琢磨

 弁護士石井琢磨
 更新:2021.7.29

相談者の父が事業に失敗したため、娘である相談者が生活費を負担しなければならなくなり、消費者金融からの借り入れを始めました。

また、交際相手が家賃を滞納するなどの事情もあったので、更なる借り入れによりそれらを返済しました。

交際相手と結婚したので住宅ローンを組み、住宅を購入したところ、夫の借金が発覚、それを返すために借り入れを重ねる生活になりました。

さらに、追い打ちをかけるように夫が失業、借り入れ業者が増えていきました。

夫が再就職するも、長続きせず無収入となり、元本の減らない借金に手も足も出なくなり、再生の相談に訪れました。


資産状況

預貯金はほとんどなし。
車はありますが価値はなし。
退職金見込み額と、保険解約金を併せても100万円未満でした。


手続きの方針・結果

上記より、計画弁済総額100万円を基準に返済することとなりました。

当初、住宅ローン以外に約460万円存在した債務は、大手消費者金融から過払金を回収することに成功したこと,利息制限法による計算で申立を行うことで、約250万円まで圧縮され、最終的には計画弁済総額100万円を適用して返済する運びとなりました。

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