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ケース紹介11  K さんの事例 

伊勢原市在住 ( 会社員・アルバイト / 40代 / 男性  )

借入の理由:家族医療費・生活費 債務総額 420万円


40代の男性の方のケースです。

相談者の方は、妻、お子さんが3人と、妻の母の生活も支えていました。

さらに、相談者の父の医療費が必要になり、消費者金融から借り入れをするようになりました。

著者 弁護士石井琢磨

 弁護士石井琢磨
 更新:2021.7.29

住宅も所有していましたが、ローンはボーナスで返済していました。

ところが、収入が落ち、生活費も不足し、カードで借り入れて補うようになりました。

転職をしてもうまくいかず、収入は安定しませんでした。

さらに、親族の援助も受けたものの、これ以上、自分や家族だけでどうにかするには額が大きすぎると感じ、相談に訪れます。


資産状況

解約返戻金がない保険のみで、預貯金は底をついていました。


手続きの方針・結果

相談時、住宅ローンを除き545万円あった債務は、利息計算法の適用で420万ほどまで圧縮したされ、申立の後、債権者の異議もなかったので100万円に圧縮することができ、返済の目途がたちました。

個人再生は、正社員でなくても、アルバイトであっても、収入の維持が見込める場合には利用できます。

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