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ケース紹介18  T さんの事例 

愛川町在住 ( 会社員 / 40代 / 男性 )

借入の理由:教育費、残業減  債務総額 500万円


愛甲郡愛川町に家を持つ40代の男性のケースです。

愛川町は自然が豊かで子育て環境に良いからなのか、子供を多く持つご家庭からのご相談が多いです。

今回も愛川町にお住まいの、子育て家族からのご相談でした。

著者 弁護士石井琢磨

 弁護士石井琢磨
 更新:2022.7.12

借金の理由は、教育費

一時的な支出が必要となり、銀行系のローンで補っていました。

借入当時の収入があれば返済できる見込みだったものの、職場の業界が不況に陥り、残業が減ったために、残業代部分の収入が減ってしまい、返済が困難になってしまいました。

副業でアルバイトをしたり、転職をしたりして収入を上げようとするも、体が続かなくなり、個人再生の申立をすることとなりました。


資産状況

愛川町での生活では、車は必需品だと考える方が多いです。
個人再生での車の取り扱いでは、ローンがなければ、車を残すことが可能です。

このケースでも、車を維持することができました。
他の資産は、多少の保険のみだったため、財産価値を示す清算価値は100万円を下回りました。
よって、借金の5分の1である約100万円が最低弁済額となります。


手続きの方針・結果

負債額からみた最低弁済額は100万円なので、こちらを基準額として再生計画案を作成しました。


この方は、約400万円の借金圧縮効果を得ることができました。

愛川町にお住まいの方ですので、裁判所は横浜地方裁判所小田原支部への申立てとなります。

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