ケース紹介
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ケース紹介19 T さんの事例
小田原市在住 ( 会社員 / 30代 / 男性 )
借入の理由:車、FX損失補填 債務総額 500万円
神奈川県小田原市に居住する30代の男性のケースです。
自動車の購入代金をローンで組んだほか、数年前に生活費の補填として始めたFXで損失を出してしまい、カードローンに手を出してしまいました。
借金は徐々に増え、500万円となっていました。
FXもギャンブルと同じく、破産法上は免責不許可事由に当たります。ただ、このような事情でも、個人再生は可能です。
小田原市には競輪場があることから、小田原市にお住まいの方の借金相談ではたまに競輪が理由のこともあります。
FXは、競輪等のギャンブルに比べれば、勝てる確率は高いわけですが、高いレバレッジで損失を出してしまう人も多く、怖い仕組みではあります。
借金を負ってしまったものは仕方がありませんが、収入からの返済は厳しく、個人再生を選択しました。
資産状況
この方は、財産として、自動車、預貯金や保険、退職金、従業員持株会を通しての株がありましたが、トータルでは100万円を下回る算定となりました。
自動車については、ローンで購入していましたが、所有権留保がないため、そのまま維持できています。信用金庫や労働金庫などのローンでは多いタイプです。
よって、借金の5分の1である約100万円が最低弁済額となります。
手続きの方針・結果
最低弁済額100万円を基準額として再生計画案を作成し、認可されました。
約400万円の借金圧縮ができました。
小田原市にお住まいの方ですので、裁判所は横浜地方裁判所小田原支部への申立てとなります。