ケース紹介
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ケース紹介20 H さんの事例
海老名市在住 ( 会社員 / 40代 / 男性 )
借入の理由:接待交際費 債務総額 1500万円
神奈川県海老名市に居住する40代の男性のケースです。
上場企業に勤務し、住宅ローンを組んで海老名市内に自宅を購入していた方です。
海老名市から通勤し、仕事に邁進していましたが、業績の悪化により、取引先との接待費用や部下を飲みに連れて行く費用を自ら負担しなければならなくなりました。
これを家族には言えず秘密にしていたため、銀行等のカードローンで補充する生活を繰り返してしまいます。そのうちに金銭感覚がずれてしまったのか、借金を遊興費に使い始めてしまいます。
その結果、気づいたら1500万円という債務になっていました。
上場企業の勤務とはいえ、収入からの返済は困難な金額です。
ご相談後、現実を受け止め、部下との関わり方を変えるなど、支出を押さえる生活にシフトし、家計から個人再生による返済資金を捻出できるようにしました。
仕事が忙しいため、出勤前の早朝や土日に打ち合わせをするなどして個人再生の申立に漕ぎつけました。
資産状況
退職金もありましたが、個人再生での退職金の取り扱いは、現在退職をした場合に支給される退職金見込額の8分の1を資産として評価します。
生命保険、預貯金等を合計すると、約300万円の財産があると算定されました。
1500万円の借金額から算定される最低支払額が300万円ですので、財産から来る清算価値基準とほぼ同額となりました。
手続きの方針・結果
最低弁済額約300万円を基準額として、これを5年間で支払う特別の事情を主張して再生計画案を作成し、認可されました。
約1200万円の借金圧縮ができました。
海老名市にお住まいの方ですので、裁判所は横浜地方裁判所への申立てとなります。
海老名から本厚木駅は電車で3分程度ですので、海老名市にお住まいの方からの相談はよくあります。
海老名にお住まいで個人再生をお考えの方はぜひご相談ください。