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ケース紹介24  S さんの事例 

茅ヶ崎市在住 ( 会社員 / 40代 / 女性 )

借入の理由:家族の借金 債務総額 450万円(住宅ローン除く)


神奈川県茅ヶ崎市に居住する40代の女性のケースです。

茅ヶ崎市内に住宅ローンを組んで購入した自宅を持って家族と生活をしていました。

クレジット会社や消費者金融に対して400万円以上の借金があり、支払ができないということで茅ヶ崎市より相談に来ました。

著者 弁護士石井琢磨

 弁護士石井琢磨
 更新:2022.7.12

もともと借金をしたきっかけは、父親の失業による生活費不足ということでした。
本人は定職について、その借金をきっちり返済していました。

しかし、結婚した夫に借金があり、それを支払ったり、夫が失業するたびに生活費にあてる目的で借金を繰り返してしまいます。

夫が定職についている期間は返済ができるものの、不定期に失業してしまうため、生活費が足りなくなり、返済もできなくなったというケースです。

このように、家族の事情により多重債務を負ってしまう人は少なくありません。


茅ヶ崎市内の家を残したいと希望していたため、住宅ローン条項を使った個人再生手続の申立を検討します。

申立前に借金の調査をしたところ、過払い利息の精算などをし、450万円以上あった借金は250万円程度であることが判明しました。


資産状況

預貯金や多少の解約金がある保険程度でした。

住宅については、不動産の価値よりもローンの残額の方が高いオーバーローン状態でした。


手続きの方針・結果

過払い金の精算後、250万円程度あった借金を約100万円まで減額でき、これを3年間で分割返済するため、毎月の返済額は2万6000円程度となりました。



茅ヶ崎市にお住まいの方ですので、裁判所は横浜地方裁判所への申立てとなります。

ジン法律事務所弁護士法人でも横浜地方裁判所への申立は頻繁におこなっています。

茅ヶ崎市にお住まいで個人再生をお考えの方はぜひご相談ください。

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