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ケース紹介26  S さんの事例 

川崎市在住 ( 会社員 / 30代 / 男性 )

借入の理由:離婚 債務総額 530万円


神奈川県川崎市に居住する30代の男性のケースです。

夫婦で川崎市に居住していたものの離婚。

離婚による慰謝料、養育費の支払が厳しく、消費者金融から借入をして補ったことが借金の原因でした。

その後も返済を続けていたものの、利息が高く、借金は減らずに、逆に新たに借入をしてしまうような状態となりました。

著者 弁護士石井琢磨

 弁護士石井琢磨
 更新:2022.7.12

借金額をまとめて見ると、530万円にもなっていることに気づき、全額は払えないと考え、相談に来ました。

仕事を長期間続けていたことから、退職金の見込み額があったこと、数十万円の預金があったことから、これを残すためにも個人再生手続を取ることになりました。


資産状況

預貯金、退職金見込み額の8分の1相当額等を合計すると90万円程度となりました。

500万円以上あるように見えた借金も、依頼後に利息制限法のグレーゾーン金利の精算をすると、460万円程度であることが判明しました。

そのため100万円が最低支払額となります。


手続きの方針・結果

530万円程度あった借金を約100万円まで減額でき、これを3年間で分割返済するため、毎月の返済額は2万3000円程度となりました。少額の債権は初回に一括で支払う計画案としたため、毎月の返済額は少なくなっています。



川崎市にお住まいの方ですので、裁判所は横浜地方裁判所川崎支部への申立てとなります。

川崎市からも、小田急線沿線の方を中心に相談、依頼はあります。

川崎市にお住まいで個人再生をお考えの方はぜひご相談ください。

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