ケース紹介
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ケース紹介30 S さんの事例
大和市在住 ( 会社員 / 50代 / 夫婦 )
借入の理由:介護費、教育費 債務総額 各900万円
神奈川県大和市に居住する50代の夫婦のケースです。
親の介護費や3人の子の教育費、進学費が不足し、借入でこれを負担し続けたところ、夫婦それぞれが900万円の債務を負ってしまったというケースです。
夫婦ともにある程度の収入があることから、この額までの借入ができたわけですが、その収入をもっても返済は難しい状態でした。
住宅も夫婦共有のため、住宅を維持しつつ借金を減額する方法としては個人再生しかない状況でした。
かつ、個人再生では、家計状況が重視され、将来にわたって支払いができるかどうかがチェックされるため、配偶者の一方だけの申立では、他方の配偶者の返済が滞り履行可能性がないと判断されてしまうリスクがあります。
したがって、夫婦同時に申立をするのが、最も認められやすいと言えるでしょう。
夫婦揃っての打ち合わせを何度か行い、同時に個人再生の申立をすることができました。
資産状況
ご夫婦とも多少の保険がある程度だったため、借金の5分の1が支払金額となりました。
債権者の反対もなさそうだったため、小規模個人再生による解決をしています。
手続きの方針・結果
お二人とも、900万円程度あった借金を約180万円まで減額でき、これを5年間で分割返済するため、毎月の返済額は各3万円程度となりました。
大和市にお住まいの方ですので、裁判所は横浜地方裁判所への申立てとなります。
ジン法律事務所弁護士法人では、近郊の海老名市、綾瀬市、大和市などからの相談も多く、横浜地方裁判所の利用は非常に多いです。
大和市にお住まいの方や、同じように夫婦で多重債務状態になってしまっている方は、ぜひご相談ください。