
ケース紹介
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ケース紹介70 Nさんの事例
厚木市在住 ( 会社員 / 40代 / 男性 )
借入の理由:教育費 債務総額 460万円
厚木市にお住まいの40代の男性のケースです。
楽天系、オリコなどのクレジット会社を中心に約660万円の借金があり支払えないという相談でした。
住宅ローンもあり、家は残したいという相談です。
小遣いの減額
住宅ローンを組み、自宅を購入後、家計を管理している妻が小遣いを渡してくれないようになったため、クレジットカードを作成し、キャッシングを利用して外食等に遣ったり、ネットショッピングに利用したりするようになりました。
その後、数年間に渡り、カードを増やしていく生活をしてしまっています。
家計の管理状況を巡って、夫婦間でのコミュニケーションが取れていないため、このような多重債務になってしまっています。
妻に一定額の生活費を渡し、残りを夫が管理しているケースでは、妻が夫に言えずに不足分をキャッシングすることがあります。
逆に、小遣い制で、小遣いが不足した夫が、外でキャッシングで補っていることもあります。
本来であれば、家計全体を見て、不足分への対処から話し合わなければならないのですが、そのようなコミュニケーションができず、このような破綻になってしまうのです。
結婚後、早い段階で家計のルールを決めておく重要性は、こちらの動画でも解説しています。
収入の減少
親族の事業を手伝い、臨時収入を得ており、そこから返済していたのですが、これがなくなり、返済が厳しくなりました。
収入を増やすためアルバイトをするようになりましたが、焼け石に水でした。
家計全体を見ても、子どもたちへの教育費負担が大きく、債務を減らさないと返済余力がない状態でした。
収入だけでは返済に足らず、返済できないということで相談に来ました。
任意整理からの変更
当初は、夫婦間のコミュニケーションの問題もあり、家計に関する資料なども不要な任意整理を希望していました。
しかし、任意整理では支払い額が高くなり、金額調査の後、はやり支払いが厳しいという考えとなりました。
そこで、任意整理の交渉前に、個人再生手続きに切り替え、申立の準備を進めて行きました。
訴訟提起
方針変更があったことや、家庭内での預金通帳、保険関係の書類などの準備に時間がかかりました。
そのため、債権者からは裁判をおこされてしまっています。
裁判を起こされた場合、裁判所で貸金業者の請求が認められれば、判決が出ます。
判決があると、給料等を差し押さえることができてしまいます。
給料の差押がされてしまうと、当然ながら手取り収入が減り、生活が厳しくなります。
本来であれば、裁判を起こされる前に申し立てをするのが望ましいですが、裁判を起こされた後、判決までは一定期間かかるので、その間に急いで申立をすることでも差押は回避できます。
今回、裁判を起こしてきたのは、楽天系でした。
判決前には申立ができたため、差押は回避できましたが、裁判対応なども必要となり、労力が余計にかかったこととなります。
関連リンク
財産状況
一定額の預金、保険はありましたが、数十万円という金額でした。
退職金見込額も高くはなく、住宅はオーバーローンでした。
そのため、清算価値は問題なく、最低支払い額の基準で進めることができました。
手続きの方針・結果
清算価値よりも、借金の5分1の方が高く、これが支払基準となりました。
借金は660万円でしたので、500~1500万円の金額帯、この場合、5分の1が最低支払い額となります。
約130万円までの減額となりました。
小遣い制をめぐる個人再生の依頼も多くありますので、借金でお困りの方はぜひご相談ください。